CMMI ConsultingCMMIコンサルティング
Agile Consulting Servicesアジャイルコンサルティングサービス
SAFeやAPHなどを活用したコンサルティングサービスをご提供いたします
アジャイルコンサルティングサービス
Scrum Master等のアジャイル関連の資格と実践経験を持つ有識者が、アジャイル開発の支援、組織のアジリティ向上を支援します。サービスの事例は以下の通りです。
- アジャイル・スクラムの基礎研修の提供
- アジャイル開発プロジェクトのサポート
- アジャイル開発に対応したプロセス改善、標準化のサポート
- 大規模アジャイル開発や組織のアジリティ向上のサポート
CMMIはアジャイル開発や組織アジリティ向上に対しても大変有効です。CMMI以外に活用する技法やフレームワークについて以下にいくつか紹介します。
アジャイル品質パターン (QA to AQ)
アジャイル開発において効率的かつ効果的に品質保証を進めるための具体的で実践的な方法をまとめた23のパターン集です。「QA to AQ」では、ロードマップから日々のモニタリングに至るあらゆるアジャイル開発の段階において品質に取り組むコツを、頻出の問題に対する実証済みの解決策として提示されています。
参考書籍:「アジャイル品質パターン「QA to AQ」 伝統的な品質保証からアジャイル品質への変革(CodeZine Digital First)」
Scaled Agile Framework (SAFe)
ビジネス・アジリティのためのフレームワークであり、リーン、アジャイル、DevOpsのパワーを包括的なオペレーティングシステムに統合し、革新的な製品とサービスをより速く、より予測可能に、より高品質で提供することによって、企業がデジタル時代に繁栄するのを支援します。
いわゆる「大規模アジャイル開発」のカテゴリーに属するフレームワークですが、その中でも世界中で最も広く使用されています。
当社のSPC(SAFe Practice Consultant)やLPM(Lean Portfolio Manager)等の資格を持つSAFeの有識者が、お客様のSAFeの適用をご支援します。
参考情報:「SAFeの日本語のサイト」
アジャイル・パフォーマンス・ホラキー (APH)
APHは、アジャイルリーダーが行うべき行動を定義したモデルです。APHは、スクラムなどのアジャイルのフレームワークを上手に活用してプロジェクトを成功に導くためのガイドを、アジャイルリーダーに提供します。
APHはCMMIの有識者により開発されたため、CMMIとの親和性が高く、CMMIと組み合わせて、あるいはCMMIの代替として、改善の機会の特定と、改善策の立案を支援します。以下に詳しく説明します。
APHを活用したアジャイルコンサルティングサービス
アジャイル開発をサポートするAPH
アジャイルのリーダーシップに関する米国の研究開発機関であるAgileCxO.org, Inc.(以下AgileCxO)とのパートナー契約のもと、AgileCxOが開発したアジャイル開発の成功と定着を総合的にサポートするモデル、“アジャイル・パフォーマンス・ホラキー(APH)” を活用したコンサルティングサービス(コーチング・アセスメント・トレーニング)をご提供いたします。
背景
デジタル化が進み、あらゆることの変化の速度が増大した現在、俊敏性があり変化に対応できるアジャイルの考え方を適用したシステム開発への需要が高まっています。しかしながら、アジャイル開発の代表的なフレームワークであるスクラムやXPなどに基づくプロセスをただ実践するだけでは、アジャイルが成功し定着することは稀です。
もう1つの流れとして、アジャイルの考え方を適用して得られる成果を企業体そのものに対して適用し、アイデアレベルから製品製造/出荷・さらにエンドユーザーからのフィードバックを受けてのバージョンアップまでを、効果的・効率的におこなおうという“アジャイル・エンタープライズ“への変革を目標とする企業も現れていますが、成功している企業は多くはありません。
【補足】
アジャイル型組織への変革に関しては、「The Agile Enterprise: Building and Running Agile Organizations」(Mario E. Moreira(著))、日本語版「アジャイルエンタープライズ(アジャイル型組織の構築と運用)」(川口恭伸(監修)、角征典(翻訳))に分かりやすく述べられています。
アジャイル開発の成功と定着、あるいはアジャイル型組織変革のためには、開発部門のみならず、経理・調達・人事等の本社部門も含め、経営者・管理者・現場のメンバーに至る全ての人が、アジャイル開発の価値と目的を理解した上で、日々の仕事を実行する必要があります。
また経営者にはアジャイル開発に必要な資源や環境を提供し、組織運営をアジャイル開発に適したものに変えることが求められます。例えば、組織構造と組織内の役割/責任/権限の見直し・品質管理・ガバナンス・プロセス改善・トレーニングのやり方の見直しなどが必要となります。
アジャイル・パフォーマンス・ホラキー (APH)
APHは、アジャイルにおけるリーダーシップに関する米国の研究開発機関であるAgileCxO.orgが、200を超えるアジャイルプロジェクトの分析結果をもとに開発した、アジャイルリーダーがおこなうべき行動を定義したモデルです。APHは、スクラムやXPなどのアジャイルのフレームワークを上手に活用してプロジェクトを成功に導くためのガイドを、アジャイルリーダーに提供します。
APHの構成
APHは、相互に依存関係を持つ自己組織化された6つの“パフォーマンスサークル(Performance Circle)“と、18の“ホロン(Holon)“のセットから構成されます。各パフォーマンスサークルは2~4つのホロンをグループ化したものです。APHでの“ホロン“は「ある結果を生み出す、 “目標“・”アクション“・”成果“が統合されたセット」を意味します。
【補足】ホロン、ホラキーの意味
ホロンはもともと「部分でありながら全体としての機能・性質をもち、全体と調和して機能する単位。」を意味します。
例えば、人体という全体を構成する要素である細胞も、細胞が集まって構成される臓器も、いずれもホロンです。また、ホロンはネスト構造の階層を持ちますが、このホロン(Holon)の階層(ヒエラルキー(Hierarchy))のことをホラキー(Holarchy)と呼びます。(日本語では“ホラーキー“という呼び方が使われているようですが、英語の発音により近い“ホラキー“という呼び方を選択しました。)
APHに基づくアジャイルパフォーマンスレベルの評価と認定
APHは継続的な改善を促すために、各ホロンの成果の状況を3段階で表す“アジャイルパフォーマンスレベル“を定義しています。またAgileCxOは評価手法“APH Assessment Method(APHAM)“を提供しています。AgileCxOに認定されたAPHアセッサーはAPHAMを使用して、組織やプロジェクトのアジャイルパフォーマンスレベルを客観的に評価します。APHアセッサーによる評価結果は正式なものとして認定されAgileCxOのサイトで公開することが可能です。
ご提供するサービス
以下のようなサービスを通して、お客様のアジャイル開発の成功と定着の支援、あるいはアジャイル型組織への変革をお手伝いします。
まずはギャップ分析から始めてみませんか。
ギャップ分析
APHアセッサーがAPHAMに従って評価を実施し、改善点を洗い出します。評価は6つの全パフォーマンスサークルでおこなうだけでなく、1つ以上を選択しておこなうことも可能です。
トレーニング
APHインストラクターが提供するトレーニングを通じて、お客様がAPHの使用方法と評価方法を理解し、お客様自身で組織に適用できるようにします。
コーチング
APHコーチがギャップ分析で特定された改善点に取り組めるようお客様にコーチングをおこないます。またトレーニングと組み合わせて、お客様の継続的パフォーマンス改善を促し、お客様のより高いパフォーマンスレベルの達成を支援します。
APHパフォーマンスレベル評価・認定
APHアセッサーがAPHAMに従って1つ以上のパフォーマンスサークル内の各ホロンについて、組織のAPHパフォーマンスレベルを評価し、認定します。認定結果はAgileCxOのサイトで公開することが可能です。
AgileCxOトランスフォーメーションパートナー
AgileCxOは、APHを使用したコーチング・アセスメント・トレーニングを提供する能力を持つ企業を “AgileCxOトランスフォーメーションパートナー“として認定しています。当社は、日本で初めて当パートナーに認定されました。
AgileCxOについて
AgileCxOはアジャイルのリーダーシップに関する米国の研究開発機関です。著名なCMMIリードアプレイザー、及びインストラクターであり、アジャイル開発の伝道者でもあるJeffrey R. Dalton氏が中心となり2016年に設立されました。
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